水木しげるロードと松江城をダブルで楽しむ山陰の旅

Matsue CastleRoute & Itinerary
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ゲゲゲの鬼太郎たちと妖怪探しをした後は国宝の松江城へ。そして最後は温泉でくつろぎのひとときを。

  • 鉄道
  • 関西方面からは山陽新幹線で岡山へ、そこからJR特急やくもに乗り換えて米子下車。他には、JR特急スーパーはくとで鳥取倉吉へ、そこからJR山陰本線で米子下車という方法もあります。
  • または
  • バス
  • 関西方面から日本交通のバスが運行しています。夜行便、昼行便いずれもあり、所要時間は昼行便で3時間半〜4時間。

米子駅

Yonago Station

 旅のドラマは米子駅から。

 境港行きの電車のホームは鬼太郎たちや一反木綿がいて賑やかな雰囲気。境港線の駅にはそれぞれ妖怪の名前がつけられており、米子駅はねずみ男駅です。MAP

  • 鉄道
  • 境港線ホームから「鬼太郎列車」で境港下車。

水木しげるロード

Mizuki Shigeru Road

 境港市は『ゲゲゲの鬼太郎』を描いた漫画家、水木しげるが幼少期を過ごした場所です。

 そんなわけで、この境港にある水木しげるロードには妖怪のミニ像が立ち並んでいます。駅前には妖怪たちの足湯もあります。

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 通りにはイカ焼きなどのストリートフードのお店も多く、香ばしい匂いが漂っています。境港では海鮮丼も名物です。MAP

  • 徒歩
  • 妖怪だらけの通りを歩いて約20分。

水木しげる記念館

Mizuki Shigeru Museum

 水木しげるロードをずっと歩いた先には水木しげる記念館があります。ここもメインテーマは水木先生の描いた妖怪たち。

 境港にはファミリーで遊びにきている人も多く、本当に子どもも楽しめるスポットです。大人も街中に潜む妖怪に夢中になります。(開館時間:9:30〜17:00、入館料:一般¥700、中高生¥500、小学生¥300)MAP

  • 徒歩
  • 境港駅まで歩いて戻って約20分。
  • バス
  • 本数はあまり多くありませんが、一畑バスの松江境港シャトルバスが便利。境港駅から松江城まで直通のバスです。所要約1時間。

松江城

Matsue Castle

 松江城は宍道湖のほとりに立つ黒塗りのお城です。国宝5城のうちの1つでもあります。城内は広々としていて緑も多く、ちょっと散策するのにはぴったりです。

 天守閣に登れば眼下に宍道湖を見渡すことができます。(登閣時間:4〜9月7:00〜19:30、10〜3月8:30〜17:00、登閣料:大人¥680、小中学生¥290、海外の方¥340)MAP

  • バス
  • ぐるっと松江レイクラインが夕日鑑賞コース専用バスを運行しています。このバスの場合、国宝松江城(大手前)停留所から乗車し、夕日公園前下車。通常のコースのバスであれば、県立美術館で下車して徒歩約10分。
  • または
  • 徒歩
  • けっこう距離がありますが、徒歩だけだと30〜40分です。

宍道湖夕日スポット

Lake Shinji

Photograph: Photo AC

 島根県立美術館から少し離れたところには、通称「宍道湖夕日スポット」と呼ばれる場所があります。

 天気の良い夕暮れには宍道湖の向こうに沈む夕日を眺めることができます。松江を代表するフォトジェニックなスポットです。MAP

  • バス
  • 一畑バス玉造線が松江と玉造温泉を結んでいます。夕日スポットから最寄りの幸町停留所からであれば、玉造温泉まで所要約20分。
  • 鉄道
  • 松江駅もしくは乃木駅からJR山陰本線で玉造温泉下車。所要4〜8分。

玉造温泉

Tamatsukuri Onsen

 旅の最後はやっぱり温泉が一番。名湯として知られる玉造温泉に浸かれば疲れも吹き飛びます。

 宿泊料金はそれなりにする温泉宿が多いですが、気軽に日帰り入浴できる「玉造温泉ゆ〜ゆ」もあります。MAP

 今回旅した鳥取県境港市と島根県松江市は、大きな湖である宍道湖や中海のほとりにあり、穏やかな景色が印象的です。

 2つの県にまたがったこの地方は、山陰の魅力が体感できる旅行先です。

  • 鉄道
  • 関西方面へ帰るにはJR特急やくもで岡山へ、そこから山陽新幹線に乗り換え。さらに山陰を楽しみたいなら、玉造温泉駅からJR山陰本線で鳥取と山口の各方面に行くことも可能。