新たな船出をする港町、気仙沼ウォーキング

Fishing Boat in KesennumaRoute & Itinerary
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気仙沼は宮城県の北端にある漁港の街。「海と生きる」気仙沼を散策します。

 古くから三陸の沖合漁業や遠洋漁業の基地として栄えてきた気仙沼。それほど大きくはない街ですが、実はここには世界の海を駆け巡る漁師さんたちが住んでいます。

  • バス
  • 仙台駅からは広瀬通にある宮交仙台高速バスセンター40番乗り場から宮城交通のバス(ミヤコーバス)に乗車。気仙沼まで約2時間40分。
  • または
  • 電車
  • 東北新幹線利用の場合は、一ノ関でJR大船渡線に乗り換えて気仙沼下車。一ノ関から約1時間30分。

南町紫神社前商店街

Minamimachi Murasaki Jinjamae Market

 個性的な雑貨ショップや飲食店が寄り集まった2階建ての商店街。気仙沼でハンドメイドの帆布バッグを作っている「MAST HANP」、地元のゆるキャラ『ホヤぼーや』のグッズを取り揃える「BLUE SKY MARKET」は要チェックです。MAP

  • 徒歩
  • 内湾方面に向かって歩いてすぐ。

迎〈ムカエル〉・創〈ウマレル〉

Mukaeru in Kesennuma

 〈ムカエル〉は和洋の飲食店のほか、気仙沼発のカフェ「アンカーコーヒー」がある商業施設です。内湾の穏やかな海を見ながら食事をすることができます。MAP

 〈ウマレル〉は〈ムカエル〉とつながっており、ここには気仙沼を訪れた人も地域に住む人たちと一緒に利用できるラウンジがあります。

  • 徒歩
  • 気仙沼プラザホテルのある丘の方へ徒歩約10分。

気仙沼ニッティング「メモリーズ」

Kesennuma Knitting Memories

 こちらは気仙沼で手編みのセーターを作り続けている気仙沼ニッティングのお店。気仙沼プラザホテルの立つ丘の上の細い道を抜けたところにあるブルーの建物です。

 店内では実際に商品を編んでいる編み手さんとしゃべったり、ニット製品を購入したりできます。繊細に編み上げられたニットはまさに芸術作品そのもの。(営業日:主に土曜日、日曜日)MAP

 お隣には地元料理が味わえる食事処、鼎・斉吉(かなえ・さいきち)があります。

  • 徒歩
  • 内湾沿いを歩いて約15分。

海の市・シャークミュージアム

Umi no Ichi and Shark Museum

 お土産に気仙沼の海の幸を買うなら「海の市」へ。生魚だけでなく持ち帰りのできるシーフード製品も多く売られています。

 2階にあるシャークミュージアムでは、気仙沼とサメとの関わりを軸に、人間と海との関係を知ることができます。(営業時間:10~4月9:00〜17:00、5~9月9:00〜18:00、入場料:¥500、小学生¥200)MAP

Kesennuma Bird's Eye View

 2011年3月、東日本大震災による津波は気仙沼にも大きな被害をもたらしました。しかし、実際に気仙沼の街を歩くと、ニュースだけでは知ることのできない、海とともに力強く生きてきたこの土地の素顔を見ることができます。

  • BRT
  • 気仙沼から大船渡へはJR大船渡線で約1時間。石巻方面へはJR気仙沼線に乗車。