19世紀末ウィーンを代表する画家、グスタフ・クリムト。今年はクリムト作品を見ることができる展覧会が2つ開催されます。
「クリムト展 ウィーンと日本1900」(東京・愛知)
グスタフ・クリムト(1862-1918)の没後100年を記念する展覧会です。
写実的な画風の初期作品から晩年の作品まで、画家の業績を知ることができます。なかでも《ユディトⅠ》は、金箔を用いたきらびやかなイメージが見る者の目を惹きつける傑作です。
東京
会場 | 東京都美術館 MAP |
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会期 | 4月23日(火)〜7月10日(水) |
ウェブサイト | https://www.tobikan.jp |
愛知
会場 | 豊田市美術館 MAP |
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会期 | 7月23日(火)〜10月14日(月・祝) |
ウェブサイト | https://www.museum.toyota.aichi.jp |

《ヘレーネ・クリムトの肖像》グスタフ・クリムト、1898年。Image: Public Domain Museum of Art
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」(東京・大阪)
こちらの展覧会は日本とオーストリアの国交樹立150周年を記念して開催されます。
18世紀から19世紀末に至るまでのウィーンの文化を紹介するとともに、クリムトのみならず、同時代に活躍したエゴン・シーレ(1890-1918)やオスカー・ココシュカ(1886-1980)の画業も取り上げています。
東京
会場 | 国立新美術館 MAP |
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会期 | 4月24日(水)〜8月5日(月) |
ウェブサイト | http://www.nact.jp |
大阪
会場 | 国立国際美術館 MAP |
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会期 | 8月27日(火)〜12月8日(日) |
ウェブサイト | http://www.nmao.go.jp/index.html |

《エミーリエ・フレーゲの肖像》(部分)グスタフ・クリムト、1902年。Image: Public Domain Museum of Art

《黒い容器のある肖像》エゴン・シーレ、1911年。Image: Public Domain Museum of Art