もうひとつの瀬戸内アート、広島で初のトリエンナーレ

Tenneiji in OnomichiPick up
Photograph: Gengoro/Photo AC
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瀬戸内国際芸術祭や岡山芸術交流が開かれてきた瀬戸内エリアで、また1つ、新しい芸術祭がはじまります。

会期2020年9月12日(土)-11月15日(日)
会場広島県三原市・尾道市・福山市
公式サイトhttps://hiroshima-triennale.com

アートは瀬戸内海を渡って広島へ

 2020年、広島県南東部の三原市、尾道市、福山市で「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」が開催されます。

 テーマは「Beyond」。瀬戸内の海を越え、アートが人と人、地域と地域を結びつけます。

瀬戸内海に面し、多島美で知られるBINGO

Tomonoura Lighthouse

Photograph: SASAKI8121/Photo AC

 会場となる地域は古くは備後国(びんごのくに)に属し、風光明媚な景勝地が多いことで知られます。

 『崖の上のポニョ』の舞台ともいわれる福山市の鞆の浦、サイクリストに人気の高い尾道市のしまなみ海道は全国的に有名です。

 美しい自然に囲まれたこの地域は、アート以外にも見どころが多いのが魅力です。

ひろしまトリエンナーレへの行き方は?

 山陽新幹線を利用する場合、一部ののぞみを含め、ひかり、さくら、こだまが福山に停車しますので、福山からJR山陽本線の普通列車に乗り換えて三原、尾道を訪れるのが便利です。

 飛行機を利用する場合は広島空港が最寄り空港となります。LCCは春秋航空が成田発着で1日2往復のみ運行しています。

 バスを利用するのであれば大阪から福山まで約5時間です。東京からのバスもなくはないですが、乗車時間は約10時間とかなりの長旅になります。