愛知県名古屋市と豊田市の4つのエリアで開催され、色々な形で世間の耳目を集めたあいちトリエンナーレ2019。芸術祭の模様を写真で振り返ります。

メイン会場1つ、名古屋市美術館の入り口。大きなパネルがひときわ目をひく。

ジェームズ・ブライドル《ドローンの影》。地面に描かれた巨大な無人偵察機の影が、世界のどこかで起きている暴力を否が応でも思い起こさせる。

名古屋城の城下町として江戸時代の面影を残す四間道(しけみち)。ここもあいちトリエンナーレの会場の1つ。

鷲尾友公《MISSING PIECE》。会期中には音楽イベント『円頓寺デイリーライブ』が行われた。

人影もまばらな朝の円頓寺商店街。アーケードから垂れさがるピンクのロープはあいちトリエンナーレの参加作品。アイシェ・エルクメン《Living Coral / 16-1546 / 商店街》

あいちトリエンナーレの参加作品ではないが、このような巨大な船のモニュメントなど、久屋大通り沿いには多くのパブリック・アートがある。

高嶺格《反歌:見上げたる 空を悲しも その色に 染まり果てにき 我ならぬまで》。豊田市の旧豊田東高等学校にあり、ただならぬインパクトを持つ作品。

豊田市美術館はモダニズムの建築家、谷口吉生の設計。谷口吉生氏はニューヨーク近代美術館(MoMA)の新館も手がけている。